明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2005-12-22から1日間の記事一覧

アッバス・キアロスタミ『5 five 〜小津安二郎に捧げる〜』

車のなかで人物が会話する10のシークエンスのみで構成されていた前作『10』の数字を半分にしたタイトルを持つ『5 five』は、『10』よりもさらに贅肉をそぎ落とした究極のミニマル映画だ。ここでは10のシークエンスどころか、5つのショットしかない。登場人…