明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2006-05-24から1日間の記事一覧

6月の新作DVD〜小沼勝『色情旅行 香港慕情』ほか

DVD

■アンソニー・マンの西部劇の傑作『ウィンチェスター銃'73』、『怒りの河』 ■ジャン・ルノワールのアメリカ時代『南部の人』 ■マーチン・スコセッシ『ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム』 ■『世界名作映画全集100群衆』 キャプラではなくキング・…

フアン・パブロ・レベージャとパブロ・ストール『ウィスキー』ほか。

▽イェシム・ウスタオウル『雲が出るまで』★★1975年のトルコにおける単一民族主義的政策。勉強にはなるが、そんなにおもしろい映画ではない。物語の背景にある第一次大戦後のトルコからのギリシア人の引き上げは、アンゲロプロスの『シテール島への船出』に語…

アピチャポン・ウィーラセタクン『ワールドリー・デザイアーズ』

先日、京都の日独文化センターで行われているイメージフォーラム・フェスティバルに行ってきた。本当は大阪シネ・ヌーヴォで上映される『Celebrate CINEMA 101』を見に行く予定だったのだが、イメージフォーラム・フェスティバルでアピチャポン・ウィーラセ…