2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧
Amazon.com に注文していた商品が到着予定日を1週間ほど過ぎても届かないので、そろそろメールで確認しておいたほうがいいかと真剣に考えはじめたころになってやっと届く。ほっとしたが、梱包の仕方がちょっと気になる。いつもは段ボールのなかの商品がナイ…
夜桜がちらほらと舞うなか、野外で薪能がおこなわれている。そこはどう見ても日本のようなのだが、終始聞こえているモノローグのなかに「日本」という言葉はでてこない。たくさんの観客が舞台を見つめているが、夜の上に、画面にはうっすらと紗がかかってい…
ルイス・マイルストンの『異常な愛』(Strange Love of Martha Ivers, 未公開)の DVD をずいぶん昔に買ったままだったことを思い出し、見てみる。 ルイス・マイルストンは、『西部戦線異状なし』というつまんない戦争映画で有名だが、わたし的にはこれがか…
だれもが知っているが、だれもいわない。ヌーヴェル・ヴァーグの最初の映画は『ラ・ポワント・クールト』であり、つくられたのは1955年、『二十四時間の情事』と『大人は判ってくれない』の3年前だということを。ジャン=ミシェル・フロドン フランスの…
Amazon で新井英樹の『ザ・ワールド・イズ・マイン』を注文してしまった。面白いのはわかっていたが、万が一面白くなかった場合のことを考えて、念のために3巻目までをまず注文する(といっても、全部で5巻なので、大して変わらないのだが)。わたしが買っ…
セルジュ・ダネーがマリオ・バーヴァの『知りすぎていた少女』についてどこかに書いていたはずだと思って探してみたが見つからなかった。L'Exercice a été profitable, Monsieur のなかに出てくる『血ぬられた墓標』のこととどうも勘違いしていたようだ。『…
マリオ・バーヴァの Rabid Dogs には、強盗たちによって人質にされた若い女が、服を着て立ったまま放尿を強要されるシーンがある。すぐに気づいた人もいると思うが、ウェス・クレイヴンの『鮮血の美学』にもこれとまったく同じ場面があるのだ。ウェス・クレ…
イタリアのホラー映画について書かれた文章などで、"Giallo" とか "Giallo movie" といった言葉をよく眼にすることがある。ホラー映画のサブジャンルらしきことはだいたい文脈から予想がついていたが、ちゃんと調べてみたことがなかった。"Giallo" とはいっ…