明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

W・C・フィールズについての覚書

MacBook を修理に出した翌日、むこうに届いたとの Apple の修理センターからのメールがはいる。その翌日、修理が終わったので発送したというメールがはいり、次の日にはもう、宅配で MacBook は我が家に返ってきていた。なかなかの素早さだ。起動中にがーっ…

トッド・ブラウニング『知られぬ人』

だましだまし使ってきたがそろそろ限界がきたので、明日 MacBook を修理に出すことに。すぐに返ってくると思うけれど、駆け込みでなにか書いておくことにした。 ☆☆☆ シネコンで映画館の数がふえたといっても、見られない映画は全然見られないね。カンヌで上…

Land of Promise - The British Documentary Movement 1930-1950 ほか

DVD

とくに書くこともないので、最近見た DVD をいくつか紹介する。 リチャード・コンプトン Macon County Line (74) ヒッチハイクした娘を乗せてアメリカ南部の田舎町をドライブしていたふたりの青年が、途中で車が故障して、一軒家の近くで野宿する。その家は…

キング・ヴィダー覚書

NHK BS で放映された『テキサス決死隊』を見ていたら、白黒だと思っていたのにカラーではじまったので驚いた。なんのことはない、36年のキング・ヴィダー版ではなく、49年のレスリー・フェントン版だった。基本的には同じ話だが、フェントン版では、ヴィ…

新作DVD〜『和解せず/マホルカ=ムフ』ほか

DVD

こないだ紹介したばかりですが、よく調べてみたらほかにもあったので補足です。というか、内容的にはこっちのほうがメインです。 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー『密告』 ロバート・ワイズ『ふたり』 見てません。 ジョン・ヒューストン『ザ・デッド ダブリ…

日々の泡〜ユセフ・シャヒーン亡くなる

ユセフ・シャヒーンが亡くなった。脳出血で倒れたあと数週間昏睡状態だったらしい。 実をいうと、わたしはまだシャヒーンの映画を見て本当にすごいと思ったことがない。もっとも、わたしが見たのは、日本で公開された『放蕩息子の帰還』(76)、『アレキサンド…