明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『戦火の傷跡』『女群西部へ!』ほか

DVD

ひさしぶりにフランスの Amazon をチェック。いろいろ出ているようだが、日本と同じで、勝手に DVD のタイトルを付けているものもあるので、フランス語タイトルを見てもピンと来ないものが多い。とりあえず、勘で気がついたものだけをピックアップしてみた。…

日々の泡〜デ・ラ・メア「失踪」など

『20世紀少年』の原作漫画については、以前にこのブログで書いたはずだと思い、調べてみると、その短い批評を書いたのはちょうど2年前だった。これが映画になったことよりも、このブログをもう2年以上もつづけていたということに、本気で驚く。だらだらや…

夢の映画 映画の夢

夢にまで見ながら、いまだ見ることができない幻の映画ベスト5というのを、むかしリストにしてみたことがある。 ルビィ(キング・ビダー監督) The Naked Dawn(エドガー・G・ウルマー監督) リリス(ロバート・ロッセン監督) 七人の無頼漢(バッド・ベテ…

新作DVD〜『レ・ヴァンピール-吸血ギャング団-』『ルイス・ブニュエル DVD-BOX 6』

DVD

アイヴァン・パッサー『生き残るヤツ』 ミロス・フォアマンの脚本家などをへて監督になり、フォアマンと同じく、国を出てアメリカに渡ったチェコの映画監督、アイヴァン・パッサーの作品。これ、前から見たかった映画なんですけどね。なんか安っぽいパッケー…

バッド・ベティカーDVD-BOX

DVD

巨人が珍しく粘りを見せている。ついこの間まで10ゲーム以上の差をつけられていたはずなのに、気がつくと首位にわずか数ゲーム差。92年のモナコGPでの、トップのセナに迫るマンセルを彷彿とさせる驚異の追い上げである。 ・・・なんて話は本当はどうで…

恐怖の愉しみ

夏も終わりですが、最近見たホラー映画のことなどを(あんまり話題がないんです)。 アントニオ・マルゲリーティ『幽霊屋敷の蛇淫』 (DANZA MACABRA, 64)「邪淫」という言葉がすんなり漢字変換できたので驚いたが、よく見たら「邪淫」ではなく「蛇淫」だった…