明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画の映画〜『ベリッシマ』『Le schpountz』『底抜け便利屋小僧』

訳あってしばらくなにも書く気にならなかった。今もそうなのだが、だいぶブランクがあいてしまったので、下書き保存しておいた記事を適当に仕上げてアップしておく。 ☆ ☆ ☆ 映画をテーマにした映画、というよりも撮影所を舞台にした映画は少なくない。その中…

清水宏『簪』

清水宏『簪』 林道を歩く団体旅行客をトラックバックで撮ったファースト・シーンから、何か新鮮きわまりない風が吹いている。キャメラの位置はこんなに遠くでいいんだろうか。どことなく素人っぽいといえなくもない画面の連続に、初めて見るような感覚に襲わ…

ウィリアム・A・ウェルマンの30年代

DVD

ウェルマンが30年代に撮った作品が見たいと前に書いたと思うのだが、意外と早く DVD化されてしまった。"Forbidden Hollywood Collection, Volume Three" という DVD-BOX で、なかに収められている6作品はすべてウェルマンが30年代に撮ったものだ。事実…