2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
『アメリカ時代のフリッツ・ラングDVD-BOX3』 『クラッシュ・バイ・ナイト』と『アイ・シャル・リターン』を収録。『アイ・シャル・リターン』ってなんじゃ? オレがまだ見ていないアメリカ時代のラング作品がまだあったのかと一瞬思ったが、なんのことはな…
アベル・ガンス『世界の終わり』(30) ガンスのトーキー第一作。『地球最後の日』や、『アルマゲドン』、『ディープ・インパクト』といった作品の元祖とでもいうべきSFだが、一般には失敗作と考えられていて、ガンス本人も全然認めていなかった。彗星が数ヶ…
ベルナール・ケイザンヌ&ジョルジュ・ペレック『眠る男』(Un homme qui dort, 74) ★★★ ジョルジュ・ペレックは、アルファベットの「e」を一切使わないフランス語で書かれた小説『煙滅』(恐ろしいことに、日本語訳が存在する)など、アクロバティックなエク…
Gerald Kargl『Angst』(83)。 オーストリアの監督 Gerald Kargl が撮った唯一の長編。精神病院から退院したばかりの狂人が、殺人衝動を抑えきれずにその日のうちに次々と人を殺してゆく様子を淡々と描いた作品で、公開当時、各地で上映禁止になり、その後、ほ…