明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

新作DVD〜『コックファイター HDニューマスター版』『ウィ・キャント・ゴ―・ホーム・アゲイン』ほか

DVD

『ジョセフ・H・ルイス傑作選 DVD-BOX』 『私の名前はジュリア・ロス』、『秘密調査員』と『地獄への退却』を収録。『私の名前はジュリア・ロス』は、『暴力団』『So Dark the Night』などと並ぶルイスのフィルム・ノワールの傑作の一つ。必見。 アンソニー…

ウスマン・センベーヌ『Xala』

ウスマン・センベーヌ(センベーヌ・ウスマンともいう)は、セネガルの映画監督で、しばしば「アフリカ映画の父」などとも呼ばれる。『Xala』(「ハラ」)は、センベーヌの撮った4作目の長編である。フランスからの独立直後のセネガル。独立したといっても…

ノーマン・パナマ『拳銃の罠』(59)

最近の DVD には、ワイド版(16:9)とスタンダード版の両方が収録されているものが多い。これが70年代や80年代の映画なら迷わずワイド版のほうを見ておけばいいのだが、50年代に撮られた映画となると、事態は意外とややこしいことになる。例えば、キ…