明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『高慢と偏見とゾンビ』、『希望のかたわれ』

最近読んだエンタメ系の小説を2冊、簡単に紹介する。 ジェーン・オースティン+セス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』 サマセット・モームが「世界の10大小説」の一つに選んだ文学の古典、ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』に、ゾンビという…

新作DVD――『珠玉のフランス映画名作選 DVD-BOX 2』『長く熱い週末』ほか

DVD

『珠玉のフランス映画名作選 DVD-BOX 2』 サッシャ・ギトリ『あなたの目になりたい』、ジャン・ルノワール『ショタール商会』、ジュリアン・デュヴィヴィエ『幻の馬車』、ジャン・グレミヨン『高原の情熱』、アベル・ガンス『失楽園』の5作品を収録。 第1弾も…

ジュリアン・デュヴィヴィエ『殺意の瞬間』ーーデュヴィヴィエとトリュフォーの密かな関係

「もしも私が建築家で、映画のモニュメントを建てることになったなら、入り口にはデュヴィヴィエの銅像を置くだろう」ジャン・ルノワール ジュリアン・デュヴィヴィエ『殺意の瞬間』(Voici le temps des assassins*1, 1956) ★★ 第二次大戦を機にアメリカに渡っ…