この映画でマキノに狂った人は数知れないはず。和製ミュージカル映画の怪作にして傑作。
キム・ギドクの2001 年度作品。たぶん関西では未公開のはず。
■『マッド・ボンバー』(70年代カルト・バイオレンス。篠崎誠の解説リーフレット付き。ここにもネヴィル・ブランドが!)
■『ヴィム・ヴェンダース・セレクション』
(「パリ、テキサス」「アメリカの友人」「都市とモードのビデオノート」「666号室」「ベルリンのリュミエール」)
よくわからない組み合わせですが・・・。
観光映画を空洞化する吉田喜重的旅。
■『吉田喜重短編ドキュメンタリー集1』
■『吉田喜重短編ドキュメンタリー集2』
吉田喜重の回顧上映で唯一不満だったのは、ドキュメンタリー作品がまったくラインナップからはずれていたことだ。吉田喜重のフィルムグラフィーでドキュメンタリー作品が持つ意味はとてつもなく大きいと思われる。この2枚でやっとその欠けていた部分を補うことができる。
周知のごとく、『エロス+虐殺』はフランスで公開されたとき、その上映時間は3時間半にも及ぶものだった。しかし、プライバシー問題が裁判沙汰ともなったこともあり、日本で公開されたヴァージョンは、大幅にカットされてしまった。以前ビデオで発売されていたものも、その短縮版である。このDVDでそのカットされた部分が見られることは喜ばしい。