明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』


NHK BS の「おはよう世界」の France 2 を毎朝DVDレコーダーで録画して見るのを習慣にしているのだが、それだけでは物足りないので、最近は、いわゆるインターネット・ラジオを通じてフランスのラジオ番組を聞いている。よく聞くのは、

などだ。


聞くというよりも、パソコンで作業をするときのバックグラウンド・ミュージックとして使っているといった方がいい。ときおり、ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』が公開中とかいったフレーズが聞こえてきたときだけ、耳をそばだてて意識を集中するのだが、実際、今もたまたま France Culture でこの映画のことが話題になっている。先頃フランスで公開されたばかりのこの映画は、あのソフィアがマリー・アントワネットを描くとあって、相当話題を集めているようだ。

今度も、例によって音楽まみれの映画になっているらしい。なにせ、今聞いているラジオでは、この映画の話をするのに、いきなりセックス・ピストルズの話題から始めているほどなのだ。マリア・テレジアを演じるのが、マリアンヌ・フェイスフルだというのにも驚く。ピストルズのCDジャケットふうのポスターを見るにつけても、一刻も早く見たくなってくる。


今日は、同じくラジオを聞いていて知った、今フランスのポンピドゥ・センターで行われている「ゴダール回顧展」Voyage (s) en utopie のことを書こうと思っていたのだが、話がそれてしまった。この話はまた明日にでもすることにしよう。

http://www.radiofrance.fr/chaines/france-culture2/emissions/toutarrive/