明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

新作DVD〜ジョン・ヒューストン『黒船』ほか


テレビのスイッチを入れてから画面が来るまでますます時間がかかるようになった。画面もなんだかぼやけて見えるようになった。そろそろ本当にやばいかもしれない。なんとか年末商戦までは持ちこたえてほしいのだが、むつかしそうだ。これはもう10年以上前に買ったもので、それ以来テレビのことを真剣に考えたことがなかった。最近のテレビがどんなものなのかまったくわからない。これが壊れてしまってから、あわてて調べていたのでは遅すぎる。いざというときに備えて、今時のテレビについて研究しておく必要がありそうだ。とりあえず、電気店でテレビのカタログを片っ端から集めて持ち帰ってきた。これからテレビのことをハードに、徹底的に研究するつもりだ。それにしても、たかがテレビが10万、20万もするというのは、どうしても納得できない。なんとかならないものか。

まあ、そんなことはどうでもいい。

体調はだいぶよくなったが、まとまったものは書く気がしない。ベロッキオの『夜よ、こんにちは』のことは後回しにして、またまた手抜きしてDVDの紹介をすることにしよう。ひさしぶりに新作DVDを念入りにチェックしたのだが、8月9月はけっこう楽しみなラインナップになっている。が、一度に紹介できないので、今日は8月の初旬頃に出るものをいくつかまとめて紹介する。

ジョン・フォード『荒野の決闘 特別編』『怒りの葡萄』

ジョン・ヒューストン『黒船』
ジョン・ヒューストン作品だからというよりも、パッケージの写真が気になって見たくなる。原題は "THE BARBARIAN AND THE GEISHA"

ジャン・ルノワール『スワンプ・ウォーター』
ルノワールアメリカに渡って最初に撮った作品。こちらにはウォルターのほうのヒューストンが出演している。

■ジュールス・ダッシン『深夜復讐便』

日本では『裸の街』『街の野獣』ほど知られていないが、それと同じぐらい評価の高いダッシンの未公開作品 "Thieve's Highway" がDVD化。

ロマン・ポランスキー『ローズマリーの赤ちゃん』

■ジョゼフ・マンキーウィッツ『野郎どもと女たち アルティメット・エディション』
マンキーウィッツのミュージカルの傑作。ラッキーなことに、むかしどこかの映画館でシネスコで見る機会があったのだが、その後テレビの小さな画面で見たときは同じ映画と思えなかった。

『黒い絨毯』8/11
トリュフォーも大好きだとどこかでいっていた昆虫パニック映画の傑作。これも小さいとき見た記憶が鮮明に残っている。