明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

語学マニア、韓国語に挑む


レバノンも日増しにめちゃくちゃなことになってくるね。国連軍の部隊まで空爆するなんて、イスラエルは何を考えてるんだろうね。

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さて、イタリア語もスペイン語もまだ中途半端なのに、中国語と韓国語を本格に勉強し始める。

まずは韓国語から。

昨日、早速、『目からウロコの「ハングル練習帳」』(八田靖史)という本を買ってきた。「3日で終わる文字ドリル」というサブタイトルは、この手の本にありがちな大げさな物言いだとは思うが、たしかにすらすらと読み進むことができて、昨日の今日で、もうかなりのハングルが読めるようになっている。ゲーム感覚で読み書きを覚えていけるので、飽きずにつづけていけるのがいい。

筆者の軽いノリの文章と独善的ユーモアにはちょっと引き気味になるが、まあそのへんはあまり気にせずに読んでいくといいだろう。わたしの専門のフランス語では、『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』という本が最近売れているが、この本も同じようなノリで書かれている。ただ、この本の場合、口調が話し言葉ふうで軽いだけの話で、フランス語の教え方自体は従来の入門書とまったく違いがない。わかりやすいというより、説明すべきところを省略して簡単にしているだけである。

『目からウロコの「ハングル練習帳」』は140ページほどの薄い本なので、3日とはいわないが、一週間もあれば読み終えることができる。最初はこれぐらいのものがいい。最初に挫折してしまうと後々いやなイメージが残ってしまっていけない。わたしの場合ドイツ語がそうだった(ドイツ語については、近いうちに、『ドイツ語のしくみ』という本で仕切り直しをしようと思っている)。

CD はついていないので、細かい発音を勉強するには限界があるが、韓国語のように文字体系がアルファベットとも漢字とも違う言語をマスターするには、文字を読めるようになるというのが第一歩だ。文字が読めるようになると、もっと知りたいという欲が出てくる。たとえば、ロシア語では、『ロシア語のかたち』という本がおすすめだ。これを読むと、キリル文字で書かれた看板の文字が簡単に読めるようになる。エイゼンシュタインの映画もアルファベットに直して読めるようになる。たしかに、文法的なことについてはほとんどふれられていないので、物足りなさが残るが、このむずむずした感じが勉強意欲につながるのだ。吸収しきれないほどのことが書いてあると、逆に挫折してしまう。


中国語の参考書もすでに当たりはつけてある。ところで、ライブドアは中国語で「活力門」と書くらしい。しかも、この漢字を中国語ふうに発音すると、「ホリエモン」に近い音になるそうだ(たしかに「門」は「モン」だ)。よくできてる。