明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

公開情報〜『スキャナー・ダークリー』

スキャナー・ダークリー
監督:リチャード・リンクレイター 出演:キアヌ・リーブス/ウィノナ・ライダー
内容:未来のある時代、米国は麻薬で荒廃していた。覆面麻薬捜査官ボブに自らの友人を探る命令が下され、嫌々ながら捜査を始めることになる。それはアイデンティティーや忠誠心を読み取ることができない不可思議な世界への入り口だった…
(12月〜シネセゾン渋谷)

前々から楽しみにしていたリンクレイターの新作がいよいよ公開される。はずれなしのリンクレイターだがこの手の作品は初めてではないだろうか。フィリップ・K・ディックの原作を読んでいるものとしてはあの世界をどう映像化しているのか興味津々である。