明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

『フロイト全集』『ベルクソン──”あいだ”の哲学の視点から』ほか

『フロイト全集17』


フロイト全集』が新訳で出るようです。ついでに気の利いたアンソロジーを文庫で出してほしいですね。ちくま文庫から出てるやつはちょっと物足りないので。

[総数270作品を執筆年代順に配列し、思索の核心をなす主要用語の統一、過去の研究を包括した編注により21世紀の新たなフロイト像を提示する全集。第17巻には、1919年から1922年に執筆された著作を収める。]


パヴェーゼ『美しい夏』


ストローブ=ユイレも作品を映画化しているパヴェーゼの代表作のひとつ。


篠原 資明『ベルクソン──”あいだ”の哲学の視点から』


ドゥルーズ『シネマ2』も出版されたことだし、このへんでベルクソンを復習してみる? というか、ベルクソン読んでないと『シネマ』には対処できませんよ。


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テオフィール・ゴーチェ『モーパン嬢』


ロマン派の詩人ゴーチェによる名高い小説。これを読んで芸術至上してみる?