明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

スパイ映画特集


チェチェン問題にはさして関心を持っていないように思えた日本人だが、ロシアのスパイ暗殺事件には大いに関心をかき立てられているようだ。ロシアがどんなひどい状況になっているか、ようやく感づきはじめたらしい。さて、「007」の新作も公開されることだし、この機会にスパイ映画の傑作を自分なりにセレクションしてみた。詳細は「映画の誘惑 セレクション」で。

とりあえず、いま日本でDVDで見られるものはこれぐらいである。マンキーウィッツの『5本の指』とか、ボリス・バルネットの『諜報員』とか、まだまだ未ソフト化のものが多い。ゴダールがちょい役ででているラウール・レヴィの『ザ・スパイ』など忘れがたい作品なのだが、これなんかは当分DVD化される望みはなさそうだ。ロメールの『三重スパイ』が早くみたい。

さて、新作DVDは、例によって、ロマン・ポルノをセレクションしてみた。あまり人気がないようなのだが、しつこく紹介する。


小沼勝『金曜日の寝室』『濡れた壺』
曽根中生『色情姉妹』『らしゃめんお万 雨のオランダ坂』
神代辰巳『四畳半襖の裏張り』『一条さゆり 濡れた欲情』『赫い髪の女』