明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

『グラモフォン・フィルム・タイプライター』ほか



リビアエイズ裁判ひどすぎるんじゃない? なんて野蛮な世界なんだ。

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大西巨人の『神聖喜劇』については何度も紹介している。荒井晴彦が脚本を書いていることもどこかで書いた。しかし、まさか本当に映画になるとは思っていなかった。ところがなんと、その監督を澤井信一郎がやるという話があるらしい。最初はちょっと違うんじゃないかと思ったが、これは意外といい選択かもしれないと思い始めているところだ。

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だれも本を読まなくなったといわれている割には、こんなものまでと思う本が文庫になっている。今回は、昨日本屋で見つけた文庫の新刊を紹介。

フリードリヒ・キットラー『グラモフォン・フィルム・タイプライター』


この本については前にどこかで(たしかホームページでゴダールのことを書いたときに)紹介していたはず。文庫になって登場です。


アントナン・アルトー『神の裁きと訣別するため』


これも文庫になって登場。わたしはむかし出ていたアルトーの生声テープ付きの単行本を持っている。


レッシング『ラオコオン 絵画と文学の限界について


説明不要の有名な本。岩波文庫から今月再版になったばかりのはずだが、この Amazon のリンクは間違っているかもしれない(1970年の版になっているので)。