明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

新作公開情報〜『不完全なふたり』『終りよければ すべてよし』


海外では、デイヴィッド・リンチの新作 "Inland Empire" が話題に。

『不完全なふたり』(フランス・日本)
監督:諏訪敦彦 出演:ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ
内容:マリーとニコラは結婚して15年になる夫婦。彼らは友人の結婚式に出席するために、リスボンからパリへやって来る。周りからは理想的なカップルと見られている2人だったが、彼らは別れることを決めているのだった…
(初夏〜新宿武蔵野館) 配給:ビターズ・エンド

『終りよければ すべてよし』(日本)
監督:羽田澄子
内容:すべての人にとって、絶対に避けられないのが死。現在、自宅での安らかな死を望んでも、ほとんどの人が病院で死んでいる。日本での先進的な在宅医療、さらにオーストラリア、スウェーデンの状況も取材する、終末期医療についてのドキュメンタリー。
(6/2〜岩波ホール) 配給:自由工房