明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

『悪魔が映画を作った』


恥ずかしながら、小沼丹推理小説を書いてたことを昨日はじめて知った。しかも文庫本で出ていたとは。タイトルは『黒いハンカチ』。女学院の女教師が謎を解決してゆくという趣向らしい。ニシ・アズマという名前がいいではないか。小説の出来の9割は主人公の名前で決まるのだ(本当か)。ミステリーとしては多分しょぼいものだと思うが、なかなか面白そうだ。読んでみたい。





ジェームズ・ボールドウィン『The devil finds work』という本が前々から気になっていて、次の機会に買おうと Amazon のバスケットにだいぶ前からいれてあるのだが、この本が山田宏一によってとっくに翻訳されていたことを今日知った。わたしもまだまだだ。もっと勉強しなければ。
『悪魔が映画を作った』というタイトルで出ていたらしいが、大昔に絶版になっているので、結局原書を買うことになりそうだ。山田宏一が訳していると知ったら、急いで読みたくなってきた。