今年の流行語大賞は「目に肘を入れろ」だとてっきり思っていたが、惜しくも選に漏れた。あれは亀田家の用語なので、流行語を流行語たらしめる公共性にちと欠けていたようだ。
モンゴルからの放蕩息子も笑顔で迎えられたようだし、終わりよければすべてよしといったところか。いったいあの騒ぎはなんだったんだろうね。なんでもお茶を濁して終わるのは、ひょっとしたら国民性なのかもしれない。
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数日書いてなかったことに気づいたので、新作 DVD の紹介でもしてお茶を濁しておく。
『デイヴィッド・リンチ インスタレーション/インランド・エンパイア+リンチ1 (初回限定生産)』
なんかわからないけど、面白かったね。ポーランドをからませたのは『サラゴサ手稿』の記憶もあったんじゃないの。同じペンデレツキの音楽も使ってるし(と、勝手に推測)。
『モア』と同時にこれも出るようです。同じくアルメンドロスのキャメラ。
ジャン=リュック・ゴダール『男性・女性 HDニューマスター版』、『彼女について私が知っている二、三の事柄 HDニューマスター版』
三池崇史は全然ぴんと来ない作品も多いけど、ときどきこういう傑作を撮ったりするんだよね。好きだったな、これ。
若松孝二『犯された白衣』