明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

新作DVD 〜『ブルー・ガーディニア』『とらんぷ譚』ほか


こないだ紹介したばかりだけれど、ビッグなものがいくつか抜けていたので補足。

フリッツ・ラング『ブルー・ガーディニア』

ラング作品としては少しパンチに欠けるところもあるが、傑作であることはたしか。



ライナー・ヴェルナー・ファスピンダー『ヴェロニカ・フォスのあこがれ』



サッシャ・ギトリ『とらんぷ譚』

ヌーヴェル・ヴァーグにも多大な影響を与えたサッシャ・ギトリの数ある傑作のひとつ。詐欺師の生涯が詐欺師的に描かれる。オープニングのデタラメさにはあっけにとられること間違いなし。



フランスでは、この作品を含めた BOX Sacha Guitry (Faisons un rêve ; Mon père avait raison ; Le roman d'un tricheur ; Quadrille ; Désiré ; Le mot de Cambronne, Remontons les Champs-Élysées ...) が出ている。



G・W・パプスト『三文オペラ』

パプスト+ブレヒト



澤井信一郎『恋人たちの時刻』




相米慎二『魚影の群れ』



『ヒポクラテスたち』