明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

ゴダール『楽しい知識』ほか



川口浩の探検隊みたいなおバカな映画になっている可能性も高いが、『クローバーフィールド』は気になるので見にいってしまいそう。


チャールトン・ヘストンの死亡は国際的に大きく報じられているが、リチャード・ウィドマークが死んだことはあんまり話題にならなかった(ネットでは情報が流れているけど、日本のテレビのニュースでは、わたしの知るかぎり報道されていない)。『街の野獣』のチンピラみたいな、がつがつ生きてる卑屈な男を演じているときは右に出るものがない俳優だった(実は、ウィドマークの数日後に、ジュールス・ダッシンも亡くなってるんです。引きずられたんですかね)。最近見たなかでは、マンキーウィッツの『復讐鬼』で、逆恨みからシドニー・ポワチエをつけねらう黒人差別主義者の役もよかった。晩年は、将校や警部の役など、人の上に立つ人物を演じることが多かったが、そういうときも様になっていたね。


☆ ☆ ☆


今回は、最近の気になる北米版 DVD の紹介です。

アラン・レネの80年代作品がまとめて出ています。


『人生はロマン』 (La Vie Est Un Roman)


『死ぬほど愛して』 (L'Amour A Mort)


『お家に帰りたい』 (Je Veux Rentrer A La Maison)

アピチャッポン・ウィーラセタクン 『世紀の光』Syndromes and a Century


上映の時にはいろいろもめたけど、これは当然完全版でしょ?


セルゲイ・パラジャーノフ The Films of Sergei Paradjanov (Shadows of Forgotten Ancestors/The Color of Pomegranates/The Legend of Suram Fortress/Ashik Kerib)

ジャン=リュック・ゴダール Le Gai Savoir


むかしアメリカで出ていたビデオを見たことがあるけど、すさまじい画質だったので最初の5分で見るのをやめてしまった。これはさすがにちゃんとしてると思うけど。