FILM COMMENT の昨年の映画ベストテンが発表されていた。蓮實重彦の個人ベストテンも載っていたが忘れた。ナンニ・モレッティの新作がはいっていたのがちょっと意外だったぐらいで、あとはいつもの固有名詞が並んでいるだけだったと思う。どうしても気になる人はご自分で確認してください。なお、FILM COMMENT 誌全体のベストテンは Web サイトで確認できます。以前このブログで紹介した Killer of Sheep は、30年以上前に撮られたただの学生映画にもかかわらず、堂々7位にはいっていた。これってすごくないですか。
新作DVD の紹介です。つぶさにチェックしていないので、気づいたものだけ。
フレディ・ムーラー『山の焚火』
スイスの映画作家フレディ・ムーラーを日本の観客に最初に印象づけた一本。盲者についての映画も撮っているムーラーだが、ここでの主人公は聾唖者である。なんか懐かしい。
早くも第2弾の登場。『バルタザールどこへ行く』だけもっていないので、ばら売りに期待。今後、『公共の問題』はともかく、『罪の天使たち』あたりまでいれてくるのかどうかを見守りたい。
ジャック・ショルダー『「ヒドゥン」&「ヒドゥン2」ツインパック』
『ヒドゥン』は、人間の身体を転々と寄生してゆく異星生物と FBI 捜査官との戦いを描くSFアクションの秀作。続編のほうは見ていないのでノーコメント。
作品については、いまさら説明する必要はないでしょう。新しいパッケージになって再発売。
最近のウディ・アレンはいいという人がまわりにいたりするんだけど、わたしはやっぱり基本的にだめですね。でも、この映画は結構好きだ。