明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

ワン・ビン『鉄西区』


あいかわらず、なにも書く気がしない。また、DVD の紹介をしておく。



ワン・ビン「A l'ouest des rails」(『鉄西区』)


フランスで『鉄西区』の DVD が、去年、発売されていたことに、先日気づいた。ホットなニュースではないかもしれないが、念のために報告しておく。

9時間を超える長い作品のわりには、比較的に上映されることの多い作品だと思うが、敬遠してまだ見ていないという人もいるだろう。DVD も日本ではまだ出ていない。フランスで MK2 から発売されていた DVD も Amazon では入手不可になっている。一瞬、MK2 版が再入荷されたのかとも思ったが、どうも、今度のはそれとは発売元が違うようだ。いずれにせよ、Amazon で MK2版の中古を買うよりは、こっちのほうを買う方がずっと安い。たぶんフランス語字幕だけしかついていないと思うが、それでもいいという人は、どうぞ。

(下は、MK2版)