明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

『シネマ21 青山真治映画論+α集成2001-2010』ほか


おりしも『アキレスと亀』の公開中ということもあって、Web 版「Liberation」の映画欄は、いま北野武一色だ。


さて、最近出た映画の本の中で、気になったものを紹介しておく。本屋に行っても映画コーナーにはあまりいかないし、ネットでもしばらく調べていなかった。ここにあげた本は、ついさっき存在を知ったものばかりだ。もちろんまだ読んでいないので、内容までは紹介できない。


『シネマ21 青山真治映画論+α集成2001-2010 (単行本)』


ここ最近の青山真治の作品をわたしは必ずしも評価していないのだが、映画について書いた文章はあいかわらず鋭い。この本は、『われ映画を発見せり』におさめられた文章もふくめた、集大成的なものになっているようだ。小難しいことが嫌いな人は読まないでください(わたしに文句を言われても困るので)。


万田邦敏『再履修とっても恥ずかしゼミナール (単行本(ソフトカバー))』


万田さんの話だから、間違いなく面白いはず、です。というか、もっと映画撮ってほしい。


アレクサンダー・マッケンドリック『マッケンドリックが教える映画の本当の作り方 (単行本)』


こんな本を出して売れるんだろうかと、人ごとながら心配になりますが……。


『ジャ・ジャンクー「映画」「時代」「中国」を語る (単行本)』


去年に出た本です。


『SWITCH vol.28 No.2(スイッチ2010年2月号)特集:闘う、大島渚 (大型本)』