明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

野田幸男『0課の女 赤い手錠』、ジョン・フォード『Flesh』ほか

野田幸男『0課の女 赤い手錠』


野田幸男の『0課の女 赤い手錠』が(初?)DVD 化。はぐれものの女刑事(杉本美樹)、政治家の手先となったデカ(室田日出男)、誘拐犯グループの三つどもえの争いを乾いたタッチで描いた幻の傑作。ゴミの舞う廃墟でのクライマックスが忘れがたい。

丹波哲郎が自分の娘を見捨てるラストは、そういえば、『傷だらけの挽歌』の最後に似てるなと思い当たった。


中島貞夫『ジーンズブルース 明日なき無頼派』


『Il était une fois, la RKO』


ジョン・フォード『Flesh』


『Tcm Greatest Classic Films: Legends - John Ford』

『Tcm Greatest Classic Films: Legends - Jean Harlow』