野田幸男の『0課の女 赤い手錠』が(初?)DVD 化。はぐれものの女刑事(杉本美樹)、政治家の手先となったデカ(室田日出男)、誘拐犯グループの三つどもえの争いを乾いたタッチで描いた幻の傑作。ゴミの舞う廃墟でのクライマックスが忘れがたい。
丹波哲郎が自分の娘を見捨てるラストは、そういえば、『傷だらけの挽歌』の最後に似てるなと思い当たった。
このサイトはPC用に最適化されています。スマホでご覧の場合は、記事の末尾から下にメニューが表示されます。
---
神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。
---
評価の目安:
★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)
(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)