『フィルム・ノワール ベスト・コレクション DVD-BOX Vol.3』
これ、いつの間にか第3弾が出ていたことに気づいた。
今回収録されているのは、マイケル・カーティス『トゥルー・クライム殺人事件』、フィル・カールソン『スキャンダル・シート』、ルドルフ・マテ『武装市街』、ロバート・ワイズ『捕われの町』、、ジョン・ファロー『替え玉殺人事件』、エドワード・ドミトリク『影を追う男』、アンソニー・マン『国境事件』、『窓』 の8作品。
わたしが見ているのは、『トゥルー・クライム殺人事件』『武装市街』『替え玉殺人事件』『影を追う男』『窓』ぐらいか。この中では、前に紹介した『窓』と、セントラル・ステーションを舞台にした『武装市街』がいちばん印象に残っている。『替え玉殺人事件』はときおりコメディ調になったりしてトーンがころころ変わるところがちょっと変な映画だった。『トゥルー・クライム殺人事件』は全然思い出せないのだが、海外版 DVD でもっているので見直してみよう(傑作と書いてあるし)。『国境事件』は実は見逃している。まあ、これは見なくても傑作に違いない。アンソニー・マンにハズレなし。