明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

新作DVD〜ヴォイチェフ・ハス『サラゴサの写本』、カレン・シャフナザーロフ『ゼロ・シティ』ほか

『ゴダールの決別』Blu-ray


DVD版 も再版。


レオス・カラックス『ホーリー・モーターズ 【リムジン・エディション】』(Blu-ray Disc)


ヴォイチェフ・イエジー・ハス『サラゴサの写本』 Blu-ray『愛される方法』 Blu-ray


ポーランド映画の伝説的一本といっていい『サラゴサの写本』がブルーレイ化。


ロバート・アルトマン『ビッグ・アメリカン ≪完全版≫』 [DVD]


ジャック・ターナー『草原の追跡』


ヒューゴー・フレゴネーズ『吹き荒ぶ風』


残念ながら、日本でソフト化されているフレゴネーズ作品はこれ一本だけ。最高傑作とは言えないが、これもとても魅力的な作品である。


ジョシュ・トランク 『クロニクル』


超低予算、全編POVで撮られた超能力バトル・アクション。主演のデイン・デハーンなどもふくめて、新世代の台頭を感じさせる傑作だ。


カレン・シャフナザーロフ 『ゼロ・シティ HDマスター』 [DVD]


初 DVD 化かな? ちょうど見たかったところなので、このソフト化はタイムリーだ。解説が『リング』の高橋洋ってのも、いかにもな感じ。


[不条理なギャグとブラックユーモアが展開する90年代ロシアンカルトの傑作。モスクワからとある田舎町に出張でやって来た技師・バラーキンは、不可解な事件に巻き込まれ拘束されてしまう。町を出ることができない彼は、不条理な出来事に次々と襲われる。 ]