明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

新作DVD――マノエル・ド・オリヴェイラ『ブロンド少女は過激に美しく』、加藤泰『骨までしゃぶる』、小川紳介『1000年刻みの日時計 牧野村物語+京都鬼市場・千年シアター(2in1)』ほか

輸入盤からも気になるものを何本か。ツイッターではだいぶ前にふれたけれど、ここでは紹介していなかったものもついでに。まだまだあるけれど、追々。


エドワード・ヤン『牯嶺街少年殺人事件』(The Criterion Collection) [Blu-ray]



ジャック・リヴェット『Out 1 (LIMITED EDITION DELUXE BOX SET, DUAL FORMAT: 6 BLU-RAYs & 7 DVDs)』


ミゲル・ゴメス『Arabian Nights』


シャンタル・アケルマン『No Home Movie』 [DVD] [Import]


ジャン・ルノワール『La chienne』 (The Criterion Collection) [Blu-ray]

特典に『赤ん坊に下剤を飲ませろ』が入っている(はず)。

ガス・ヴァン・サント『追憶の森』 [Blu-ray] 、『追憶の森』 [DVD]

『ヴィクトリア』 [DVD]

全編140分ワンカットで撮影されたクライム・サスペンス。

『悪女映画傑作選 DVD-BOX Vol.2』

悪女映画傑作選を収めたDVD-BOXの第2弾。「乗馬練習場」「テンション」「容疑者」「ミルドレッド・ピアース」「ショックプルーフ」の5作品を収録。再パッケージものですね。


フィリップ・カウフマン『ワンダラーズ HDニューマスター版』 [Blu-ray]


ルチオ・フルチ『マッキラー -HDリマスター版-』 [Blu-ray]

そんなに大した監督ではないと思うのだけれど、『ビヨンド』とか、この『マッキラー』とかは、ホラーファン以外にももうちょっと評価されていいのではないかと思う。


『愛すべき女・女(めめ)たち HDリマスター版』 [DVD]

ジャン=リュック・ゴダール、オータン=ララらによるオムニバス映画。

フェデリコ・フェリーニ『カサノバ [Blu-ray]


マノエル・ド・オリヴェイラ

オリヴェイラの長すぎた晩年の若々しい二大傑作。『階段通りの人々』以後の作品の中では、ひょっとするとこの2本が私はいちばん好きかも知れない。『アンジェリカの微笑み』のメリエス的ファンタジーも忘れがたいが、とりわけ『ブロンド少女は過激に美しく』のあえて言うならばB級フィルム・ノワールのような簡潔な幕切れとラスト・ショットには震えた。



『ブロンド少女は過激に美しく』 [Blu-ray] 、『ブロンド少女は過激に美しく』 [DVD]




『アンジェリカの微笑み』 [Blu-ray] 、『アンジェリカの微笑み』 [DVD]


ナンニ・モレッティ『母よ、』 [DVD]


加藤泰『昭和おんな博徒』 [DVD]、『骨までしゃぶる』 [DVD]、『懲役十八年』 [DVD]、『真田風雲録』 [DVD]


小川紳介『ニッポン国 古屋敷村』 [DVD]、『1000年刻みの日時計 牧野村物語+京都鬼市場・千年シアター(2in1)』 [DVD]


増村保造『大地の子守歌』


蓮實重彦『伯爵夫人』


『論集 蓮實重彦』