明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2006-01-25から1日間の記事一覧

ホン・サンス『女は男の未来だ』

ホン・サンスの『女は男の未来だ』を見るため久しぶりに動物園前シネフェスタにいく。地下鉄の動物園前で降り、劇場に一番近い5番改札口をでるとき、いつもローマのチネチッタのことを思い出してしまう。むかしいったチネチッタの地下鉄の駅がわたしの記憶…

ホリエモンと三島由紀夫

あるテレビ番組でホリエモンを三島由紀夫の『青の時代』の主人公と比較していた。描かれるのは戦後を揺るがせた「光クラブ」事件である。三島と同じ東大出身の若き主人公が会社を設立し、あれよあれよといううちにどんどんのし上がってゆくのだが、一年足ら…