明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

三浦哲哉『映画とは何か: フランス映画思想史 (筑摩選書)』ほか

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フェルディナント・キットル『平行車線』

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ミゲル・ゴメス『熱波』[DVD] 『ハリウッド西部劇映画 傑作シリーズ DVD-BOX Vol.10』『死の拳銃狩』『早射ち無宿』『無法街の決闘』『ウォーキング・ヒルズの黄金伝説』『復讐の流れ者』『燃える幌馬車』『スコオ・マン』『カーソンの無法者』の全8作品を収…

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ラヤ・マーティン『Short Film About the Indio Nacional (or The Prolonged sorrow of the Filipinos)』フィリピン映画の新鋭ラヤ・マーティンの監督第2作で、彼の長編デビュー作。この映画を撮ったとき、マーティンはわずか21歳だったが、映画は国際的…