2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
シャーリー・クラーク『Magic Box: Films of Shirley Clarke Vol 4』 [Blu-ray]、『CONNECTION』、『Portrait of Jason』 [Blu-ray] [Import] エリオット・ニュージェント『暗黒街の巨頭』 [DVD]『華麗なるギャツビー』の最初の映画化。 ポール・ウェンドコ…
神戸映画資料館「連続講座:20世紀傑作映画 再(発)見 第2回『駅馬車』」補足"a fate worse than death" についての覚書――西部劇における先住民の表現についての一考察 先日の神戸映画資料館での『駅馬車』についての講座を終えたあとで、あのクライマック…
6月24日に神戸映画資料館で行う予定の「連続講座:20世紀傑作映画 再(発)見 第2回 ジョン・フォードと西部劇の神話──『駅馬車』をめぐって」(タイトルはいつものように適当につけたもので、実際の内容はちょっと違うものになると思います)が、あと一週間と…
アラン・ドワン『フロンティア・マーシャル』(Frontier Marshal, 39) ★★ 保安官ワイアット・アープのトゥームストーンでの活躍を描いた西部劇。『荒野の決闘』と同じスチュアート・N・レイクの小説を原作としているため、登場人物やエピソードはフォード作…
ウェズリー・ラッグルス『シマロン』(Cimarron, 31) ★½ 1889年のオクラホマの土地獲得競争(オクラホマ・グレート・ラン)から大恐慌の時代に至るまでの40年近い時の流れを年代記的に描いたこのスペクタクル大作を、単純に西部劇に分類していいものかどう…
マイケル・カーティズ『無法者の群』(Dodge City, 39) ★★ ワーナーでウォルシュと肩を並べていた冒険映画のヴェテラン、マイケル・カーティズは、エロール・フリンとコンビを組んで数々の冒険映画・海賊映画を作っている。これは、その分野ですでに成功して…
セシル・B・デミル『大平原』(Union Pacific, 39) ★★ 大陸を横断する鉄道ユニオン・パシフィックとセントラル・パシフィックの建設を背景に、金儲けのためにそれを妨害する一味(一味のボスを演じるブライアン・ドンレヴィは、この年、4本の西部劇で同様の…
神戸映画資料館での『駅馬車』講座の日がだんだん近づいてきたので、6月は西部劇を中心に書くことにする(ただのメモに近いものだが)。 ジョージ・マーシャル『砂塵』(Destry Rides Again, 39) ★★½ 『掠奪の町』や『縄張り』などのコミカルな西部劇を得意と…