明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

マンガ

『百舌谷さん逆上する』『嘘喰い』ほか

どうでもいい情報の続き。 最近読んでいるマンガ。すでにどこかで名前を挙げたタイトルはのぞく。 『百舌谷さん逆上する』 「ツンデレ」について知りたければ、読むといいマンガ。あるいは、これを読むと「ツンデレ」が何だかわからなくなるマンガ。「ツンデ…

『サバイバー』『シグルイ』

イングマール・ベルイマン監督が亡くなったことを、今朝のニュースで知る。フランスの俳優、ミシェル・セローも昨日亡くなった。出演作品は数多いが、『検察官レイプ殺人事件』や『死への逃避行』などのクロード・ミレール作品が、わたしにはとくに思い出深…

浦沢直樹『20世紀少年』

カリスマ的人物を中心に生まれるファシズム的状況とその終末を描く。ストーリー展開といい、『物語のディスクール』のジェラール・ジュネットいうところの錯時法を多用した語りといい、『モンスター』の二番煎じという印象は否めないが、なかなかのストーリ…

奥浩哉『GANTZ』

この数日、なんとなくボーッと過ごしている。早くも夏ばてしてしまったのかもしれない。部屋が暑くなるのでパソコンもスリープさせることが多くなった。ブログの更新もペースが落ちていきそうだ。ブログの更新をさぼっていたあいだ『GANTZ』というマンガを1…

じゃんけんマンガ(?)の傑作『賭博黙示録カイジ』

テレビで江口洋介版『戦国自衛隊』をやっていたので見たのだが、とんでもない代物だったので書く気にもならない。だめ出しをすべき場所は数え切れない。しかし、最初の5分間で見る気をなくさせてしまうのは、結局、リアリティがないという一言に尽きる。自衛…

あの『神聖喜劇』がマンガになった

なんだかんだいって、ワールドカップの試合はほとんど見ているので、最近寝不足気味だ(昨日のベッカムのゴールは美しかった)。虫歯の治療もまだ終わらないし、プラス、胃の調子もちょっとおかしい。おまけに、テレビの調子もますますおかしい。昨日ぐらい…

井上雄彦「バガボンド」

最近はマンガばっかり読んでいる。こんなにマンガを読むのは学生時代以来だ。あのころは、コンビニで週刊マンガの連載を立ち読みするなど日常茶飯事だったが、90年代に入ってからばったり読まなくなってしまった。たしか、フランスに留学したのがきっかけだ…