明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

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ヒッチコックがいない「ヒッチコック劇場」の愉しみ

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NHK BS で「ヒッチコック劇場」の放映がはじまったことは前に書いた。すでに十数話ほどが放映されている。最初は、1955年から1962年にかけて白黒で撮られた「ヒッチコック劇場」の数編が放映されていたが、いま放映されているのは、ヒッチコックの死後、80…

TVドラマ中間報告+注目TVアニメ

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>>TVドラマ中間報告 先日、ハードディスク・レコーダーの予約録画から「バンビーノ!」を消したので、いま録画してみているTVドラマは、「わたしたちの教科書」「プロポーズ大作戦」「ライアーゲーム」だけになった。「わたしたちの教科書」は、よくあるシリ…

『怪奇大作戦』

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ゴールデンウィークに NHK BS で「怪奇大作戦」が連夜放映された。「ウルトラマン」で知られる円谷プロが1968年、総力をあげて作り上げたテレビドラマシリーズである。小さいころ再放送で見た記憶があったのだが、今度放映されたのを見ていてもなにも思い出…

ドラマも見とく?〜Lost in「LOST」

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秋からはじまったTVドラマも、顔ぶれや内容を見て最初から見る気がしないか、初回だけ見てやめてしまったものがほとんどで、結局、最初からずっと見続けているのは、いまは『のだめカンタービレ』だけだ。別に、これが取り立てて面白いというわけではない…

薄型テレビかブラウン管か、それが問題だ

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粗野な言動となによりもその強さで人気の的だった若いボクサーが、微妙な判定をめぐって一転、メディアのバッシングの対象となる。その開いた穴を埋めるようにして、白いユニフォームに身を包んだ礼儀正しい高校生投手が、どう考えても過剰すぎる注目を浴び…

テレビのなかのスポーツ〜「カイエ・デュ・シネマ」によるワールドカップ

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先日、 "Petite anthologie des Cahiers du Cinéma" のセルジュ・ダネーの文章にふれたが(ここを参照)、読んでいてどうも意味が通じないところがある。最初は、自分の頭が悪いのかと思ったが、どうもそれだけではないようだ。前にもふれたが(ここを参照)…

「アンフェア」

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端境期は特番ばっかりで、最近はテレビも見るものがほとんどないね。まあ、いつに限らず、ろくなテレビ番組はないんだけど。この四半期のドラマもほとんどはずればかりだった。篠原涼子の「アンフェア」がそこそこおもしろかったぐらいか。といっても、3段落…