明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

サミュエル・フラー『ホワイト・ドッグ』など。

[10月30日のメモランダム] 1922 - ベニート・ムッソリーニがイタリアの首相に就任。 1938 - オーソン・ウェルズがH・G・ウェルズ原作『宇宙戦争』のラジオ劇を放送。全米中がパニックに。 [生誕]1930 - ネストール・アルメンドロス (-1992) [死亡]1997 -…

ジョセフ・L・マンキーウィッツ『大脱獄』

[10月26日のメモランダム] 1881 - アリゾナ州トゥームストンでOK牧場の決闘がおこなわれる。 <生誕>1912 - ドン・シーゲル (ー1991) <死亡>1440 - ジル・ド・レ (ー1404) OK牧場の決闘に歴史上の日付があったのかと知ると、なんだかドキリとする。…

グラウベル・ローシャの処女作と遺作

[10月23日のメモランダム] ・1944 - 太平洋戦争: レイテ沖海戦はじまる。 ・1956 - ハンガリー動乱。ハンガリーの首都ブタペストでソ連軍の撤退などを求める20万人のデモ隊が治安警察と衝突。 ・1981 - 写真週刊誌「フォーカス」が創刊される。 ・1989 -…

日々の泡〜アガサ・クリスティ『ゼロ時間へ』ほか

アガサ・クリスティ Toward Zero(『ゼロ時間へ』) 少しぐらい飛ばし読みしても何の罪悪感も感じないという意味では、クリスティは英語の速読の練習にはうってつけの作家だ。何となくタイトルに惹かれて読みはじめたのだが、"Toward Zero" の意味は、冒頭の…

『ビクトル・エリセ DVD-BOX』ほか

DVD

『シネマ 1*運動イメージ(叢書・ウニベルシタス 855)』ドゥルーズ『シネマ』の上巻がついに発売。フランスでの出版から日本での翻訳が出るまで、これほどの時間がかかったのはいったいなぜなのか。なんだかきな臭いにおいがするが、それはともかく、上巻と下…

マキノ正博『幽霊曉に死す』

前日、ペドロ・コスタの『コロッサル・ユース』を見に行ったばかりで疲れていたが、「第六回京都映画祭」で上映されるマキノ正博(マキノ雅弘)の『幽霊暁に死す』を見に、祇園会館に向かう。二日連続で映画を見に行くのはずいぶん久しぶりだ。いつ以来だろ…

クロード・ジュトラについての調書

クロード・ジュトラカナダ、ケベック出身の映画監督、俳優、脚本家、編集者、撮影監督、プロデューサー。1930年3月11日、モンレアル(モントリオール)に生まれる。医師を父親にもつが、若くして映画を志す。数編の短編を撮ったのち、1954年、Off…