明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。










このサイトはPC用に最適化されています。スマホでご覧の場合は、記事の末尾から下にメニューが表示されます。

---
評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

「カイエ・デュ・シネマ」

モンタージュをめぐる座談会2

リヴェット:ちょっと回り道になりますが、おそらくここで、ダイレクトとモンタージュの関係の問題に立ち戻らねばなりません。というのも『世界の続きのために』のような作品は、ペローが(ルーシュと同様に)、素材(定義からして、映画の「企画」よりも過…

モンタージュをめぐる座談会

「カイエ・デュ・シネマ」210号に掲載された、エクス・アン・プロヴァンスで行われたモンタージュをめぐる有名な座談会を訳しはじめました。毎日少しづつ訳出していきます。例によって、たんなる気まぐれでやってます。ここにあえてアップしているのは、どこ…

セルジュ・ダネーによるサミュエル・フラー論「物語への狂熱」

全体の4分の一程度の抄訳。ま、いつもの適当訳です(といいつつ、一応ちゃんと訳したつもり)。気が向いたら続きも訳します。 「物語への狂熱」(Fureur du recit*1)セルジュ・ダネー ゼロの観客フラーの作品が50年代のフランスの批評家の一部にかくも気に…

ジャック・リヴェット「映画のエッセンス」(オットー・プレミンジャー『天使の顔』論)

最近「カイエ・デュ・シネマ」の古い記事をわりと真剣に読み込んでいる。しかし、漫然と読んでいてもあまり頭に入ってこないので、適当に訳したりしているうちに、勢いで一つの記事をぜんぶ訳してしまった。以下に掲載するのは、「カイエ・デュ・シネマ」第3…

ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ、ジョン・フォードを語る

境界線 ──ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ、ジョン・フォードを語る ──『歴史の授業』を上映後の議論を思い出します。その中で、この作品とホークスの『三つ数えろ』が比較されました。どちらの作品においても、調査をする人物が、もつれた糸…

ジャン・ドゥーシェ「愛する技法」

映画批評家ジャン・ドゥーシェの代表作の一つ『愛する技法』(L'art d'aimer) の冒頭に収められた同名の評論「愛する技法」を試訳してみた。 ジャン・ドゥーシェは、50年代の終わりに「カイエ・デュ・シネマ」と「アール」誌で映画批評を書き始めた*1。ロメ…