明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

新作DVD〜『レオス・カラックス DVD-BOX』、ジョセフ・ロージー『The Prowler』ほか

DVD

映画本関係、若干追加しました。 ミロシュ・フォアマン『パパ/ずれてるゥ!』 おおむかしに見てるんだけど、まったく覚えてない。 『レオス・カラックス DVD-BOX』(ボーイ・ミーツ・ガール&汚れた血&ポンヌフの恋人) ストローブ=ユイレ『雲から抵抗へ+あ…

スペインのメリエスと呼ばれた男〜セグンド・ド・ショーモンについての覚書

『レオス・カラックス DVD-BOX』(ボーイ・ミーツ・ガール&汚れた血&ポンヌフの恋人)が発売。 セグンド・ド・ショーモン(Segundo de Chomón) スペイン映画創生期のキャメラマン・映画監督で、「スペインのメリエス」と呼ばれる人物。 1871年、スペ…

ポルトガル映画祭覚書〜『トラス・オス・モンテス』を中心に

アントニオ・レイス『トラス・オス・モンテス』★★★★☆ 京都駅ビルシネマで開催された「ポルトガル映画祭2010」について。詳しいレビューを書く気力はないので、それは他の優秀なブロガーさんの記事に任せることにして、次に神戸アートビレッジで上映されると…

野田幸男『0課の女 赤い手錠』、ジョン・フォード『Flesh』ほか

DVD

野田幸男『0課の女 赤い手錠』 野田幸男の『0課の女 赤い手錠』が(初?)DVD 化。はぐれものの女刑事(杉本美樹)、政治家の手先となったデカ(室田日出男)、誘拐犯グループの三つどもえの争いを乾いたタッチで描いた幻の傑作。ゴミの舞う廃墟でのクライ…

グリゴーリ・コージンツェフ、レオニード・トラウベルグ『Odna』(Alone)

グリゴーリ・コージンツェフ、レオニード・トラウベルグ『Odna』(Alone) グリゴーリ・コージンツェフは、ソ連におけるハムレット映画の監督として日本でもそれなりに有名だが、それ以前に彼が撮った作品についてはほとんど紹介されていない。コージンツェフ…