明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

フランス

『マリー・アントワネット』『フランス語解釈法』

シュテファン・ツヴァイク『マリー・アントワネット』 シュテファン・ツヴァイクの『マリー・アントワネット』については前に紹介したと思うのだが、岩波文庫からすでに出版されているこの本が、最近になって、河出文庫からも別の訳者の翻訳で出版された模様…

Voyage (s) en utopie: Jean-Luc Godard 1946-2006

今年のカンヌのパルム・ドールはケン・ローチ作品に決まったとのこと。 話変わって、パリのポンピドゥ・センターで、今、ゴダール自身による展覧会が行われている。展覧会といったが、その内容はどの記事を読んでもよくわからない。会場入り口には、「見せる…

ソフィア・コッポラの『マリー・アントワネット』

NHK BS の「おはよう世界」の France 2 を毎朝DVDレコーダーで録画して見るのを習慣にしているのだが、それだけでは物足りないので、最近は、いわゆるインターネット・ラジオを通じてフランスのラジオ番組を聞いている。よく聞くのは、 http://www.radiofran…

フランスの郊外

いまフランスがたいへんなことになっている。日本のメディアでもようやく伝えられはじめたが、10日ほど前からフランスでとんでもない暴動騒ぎが起きている。パリ郊外のクリシー(ヘンリー・ミラーに『クリシーの静かな日々』という小説がある。シャブロルが…