明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョージ・キューカー『わが息子、エドワード』ほか

ジョージ・キューカー『わが息子、エドワード』(Edward, my son, 1949) ★★★デヴィッド・ロバート・ミッチェル『アンダー・ザ・シルバーレイク』(Under the Silverlake) ★★½ヴァレリー・ドンゼッリ『禁断のエチュード マルグリットとジュリアン』(Marguerite …

ゾルタン・ファーブリ『第五の封印』『メリー・ゴー・ラウンド』

ゾルタン・ファーブリ『第五の封印』(Az ötödik pecsét, 1976) ★★½ 監督のゾルタン・ファーブリ(ハンガリー風に言うならば「ファーブリ・ゾルタン」)の名前も、この映画のことも、日本ではほとんど知られていないが、ハンガリー映画史に残る傑作と言われる…

新作DVD――『七人の無頼漢』、『人体自然発火/スポンティニアス・コンバッション』ほか

DVD

『ダグラス・サーク Blu-ray BOX』 ダグラス・サーク『悲しみは空の彼方に』 Blu-ray 、『天はすべて許し給う』 DVD HDマスター 、『天はすべて許し給う』 Blu-ray チャールズ・ロートン『狩人の夜』 [Blu-ray] バッド・ベティカー『七人の無頼漢』 [Blu-ray…

映画本ピックアップ――『ジョン・カーペンター 読本』ほか

『ディアローグ デュラス/ゴダール全対話 (DURAS/GODARD DIALOGUES) 』 『眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』 』 『フランシス・フォード・コッポラ、映画を語る ライブ・シネマ、そして映画の未来』 木全 公彦 『スクリーンの裾を…

イディッシュ語映画を見る――マイケル・ワジンスキ『ディブック』

マイケル・ワジンスキ『ディブック』(The Dybbuk, Der Dibuk, 1938) ★★★ ロシアの作家S・アンスキが書いた同名の戯曲を、ポーランドの監督のマイケル・ワジンスキ(という読み方でいいのか? Michal Waszynski)が映画化した幻想的作品。 ジョゼフ・グリー…

マリン・カルミッツ『ここではない場所で七日間』ほか

今週末に迫った神戸映画資料館の講座の準備で、いよいよ余裕がなくなってきた。コメントを書いている時間もないので、とりあえず最近見て印象に残ったタイトルだけを並べておく。 ベルナルド・ベルトルッチ『暗殺のオペラ』(Strategia del ragno, 1970) ★★★½…