明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。





























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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

『マリー・アントワネット』『フランス語解釈法』

シュテファン・ツヴァイク『マリー・アントワネット』


シュテファン・ツヴァイクの『マリー・アントワネット』については前に紹介したと思うのだが、岩波文庫からすでに出版されているこの本が、最近になって、河出文庫からも別の訳者の翻訳で出版された模様。ナチスを逃れ、イギリス、アメリカをへてブラジルに渡り、ついに自ら命を絶つに至ったこの高名な伝記作者の、最高傑作ともいわれる作品がこの本だ。フランス革命の時代に権謀術数の限りを尽くしてのし上がっていったマキャヴェリスト、フーシェを描いた同じ作者の『ジョゼフ・フーシェ』も、そのへんのつまらない歴史映画より百倍は面白い傑作。



この絵はヴィジェ・ルブランですかね。薔薇もってるし。

伊吹 武彦 『フランス語解釈法』


フランス小説を原書で読みたい人のための本です。

「名著を読みやすい全面新組で復刊。フランス文を読み解く上で必須の構文を基礎編で細目にわたって整理し、応用編で、ボードレールプルーストサルトル等の原文を詳細な注で味わう。」