明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

ロジャー・コーマン『侵入者』

今日のチェックリスト(私的メモです)


Alexis Damianos


William Castle, When Strangers Marry


Gaston Kabore


Cheikh Omar Sissoko


Flora Gomes


Abderrahmane Sissako, Bamako


Mahamat Saleh Haroun, Darrat


Victor Burgin


ロジャー・コーマン The Intruder (Special Edition) (1961)


おおむかしに、たしか「東京国際映画祭 in 京都」で上映されたときに見た。あのときは、ロジャー・コーマンもゲストとして来日。コーマンの生写真も撮ったはずだが、あれはどこにいってしまったんだろう。

もう二度と見られないと思っていたので、米国で DVD 化されたのはうれしい(というか、とっくのむかしに出ていたみたいだ。それもすでに品切れ状態になっていたのが、去年になって再リリースされたことに、今頃になって気づいたというわけ。もうとっくに知っている人もいるかもしれないが、一応紹介しておいた)。


ロジャー・コーマン超本気印の傑作なのでお見逃しなく。「スタートレック」のウィリアム・シャトナーが意外や意外の名演技を見せている。これをたった五日間で撮り上げたというから、さすが早撮りの天才。