明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

新作DVD〜『パラノイドパーク』『夜顔』ほか

DVD

面倒くさいのでコメントは控えめに。あんまりたいしたブツはないです。 マノエル・ド・オリヴェイラ『夜顔』 ガス・ヴァン・サント『パラノイドパーク』 『Pieces of TOKYO!~映画「TOKYO!」サブテキスト』DVD 『ソール・バスの世界』 ヒッチコック映画などの…

ロバート・パリッシュ『決死圏SOS宇宙船』

スピルバーグの「インディ・ジョーンズ」新作はいまさらという気がしてはなから行く気がしなかったのだが、「ユリイカ」のスピルバーグ特集号に掲載された蓮實重彦・黒沢清の対談を(冒頭のところだけだが)読むにつけても、やっぱりそうかと思ってますます…

イーリング・コメディに関する短い覚書

The summer was hot that year, and with the breaking of the warm weather came the prospect of a full-time job for Richard Grey. His friend at the BBC put him in touch with the head of films at Ealing, the place where his film career had beg…

ヴィスタも帝国が支配する

TSUTAYA でテレンス・フィッシャーの『吸血鬼ドラキュラ』の DVD を借りて見ていたときの話。『吸血鬼ドラキュラ』はクリストファー・リーとピーター・カッシングが共演したハマー版ドラキュラの記念すべき第一作だ。実は、小さいころ見て以来、見直すのはほ…