明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


このサイトはPC用に最適化されています。スマホでご覧の場合は、記事の末尾から下にメニューが表示されます。


---
神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

---

評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

新作公開情報〜『マリー・アントワネット』ほか


スキャナー・ダークリー』はどうやら『ウエイキング・ライフ』のようなアニメ調の映画になっているようだ。個人的にはちょっとがっかりな気がしないでもない。実写で見たかった。


さて、楽しみにしていた『マリー・アントワネット』がついに公開される。ポスターの写真を見る限りでは、ほとんどセックス・ピストルズのアルバム・ジャケットにしか見えない。パンクなマリー・アントワネットが見られそうだ。映画を見る前に、最高の伝記作者シュテファン・ツヴァイク『マリー・アントワネット』も読んでおこうと思う。『ジョゼフ・フーシェ』は素晴らしかった。

マリー・アントワネット
監督:ソフィア・コッポラ 出演:キルスティン・ダンスト
(正月第2弾〜全国) 配給:東宝東和/東北新社

麦の穂をゆらす風
監督:ケン・ローチ 出演:キリアン・マーフィー/ボードリック・ディレーニー
内容:1920年アイルランド。英国による支配からの独立を求め、若者たちが義勇軍に参加する。デミアンもまた医者としての将来を捨て、兄テディと共に過酷な戦いに身を投じていく。そしてついに独立を手にするが、次は内戦が彼らをまき込んでいく…
(11月〜シネカノン有楽町/シネ・アミューズ) 配給:シネカノン