『スキャナー・ダークリー』はどうやら『ウエイキング・ライフ』のようなアニメ調の映画になっているようだ。個人的にはちょっとがっかりな気がしないでもない。実写で見たかった。
さて、楽しみにしていた『マリー・アントワネット』がついに公開される。ポスターの写真を見る限りでは、ほとんどセックス・ピストルズのアルバム・ジャケットにしか見えない。パンクなマリー・アントワネットが見られそうだ。映画を見る前に、最高の伝記作者シュテファン・ツヴァイクの『マリー・アントワネット』も読んでおこうと思う。『ジョゼフ・フーシェ』は素晴らしかった。
『マリー・アントワネット』
監督:ソフィア・コッポラ 出演:キルスティン・ダンスト
(正月第2弾〜全国) 配給:東宝東和/東北新社『麦の穂をゆらす風』
監督:ケン・ローチ 出演:キリアン・マーフィー/ボードリック・ディレーニー
内容:1920年、アイルランド。英国による支配からの独立を求め、若者たちが義勇軍に参加する。デミアンもまた医者としての将来を捨て、兄テディと共に過酷な戦いに身を投じていく。そしてついに独立を手にするが、次は内戦が彼らをまき込んでいく…
(11月〜シネカノン有楽町/シネ・アミューズ) 配給:シネカノン