明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

新作DVD〜『ジャック・リヴェット傑作選DVD-BOX』『8ミリ映画 犬猫』など


1984年にゴダールソレルスが対談した模様を収めたDVDがフランスで発売された。"Entretien Jean-Luc Godard / Philippe Sollers"

そういえば、ドゥルーズの『シネマ』を生み出すことになるソルボンヌでの伝説の講義(の一部)がCD化されたという記事を「リベラシオン」だったか「ル・モンド」だったかで見かけたが、Amazon では売っている気配がない。あれはなにかの間違いだったのか。

井口奈己『8ミリ映画 犬猫』
同じ監督による劇場版のオリジナル。山田宏一に絶賛された8ミリ映画である。8ミリとしては異例の3年間を費やして完成された。わたしは劇場版が撮られる前に京都造形芸術大学で見たのだが、そのときは佐藤真と井口奈己による対談が行われた。この監督、佐藤真も一目置いているのだ。

デヴィッド・クローネンバーグ『ヒストリー・オブ・バイオレンス』

クローネンバーグの最高傑作といっていい達成度を見せた作品。

『ジャック・リヴェット傑作選DVD-BOX』9/2

セリーヌとジュリーは舟でゆく』『北の橋』『彼女たちの舞台』が収録されている模様。

ルキノ・ヴィスコンティ『家族の肖像』8/26
バート・ランカスターはあいかわらず素晴らしい。