明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


このサイトはPC用に最適化されています。スマホでご覧の場合は、記事の末尾から下にメニューが表示されます。


---
神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

---

評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

新作DVD〜『男の敵』『Devil's Doorway』ほか


Twitter が話題になったころにアカウントを取って、実験的に一回だけブログから飛ばしてみたんですが、結局、そのままなにもせずに何ヶ月かほったらかしにしていました。数ヶ月ぶりに Twitter のホームページに行ってみると、なにもツィートしていないのになぜかフォロアーが12人になっていました。なんだか申し訳ない。

というわけで、そろそろ Twitter を本格的に始めることにしました。本当をいうと、これ以上入ってくる情報をふやしたくないんです。なんだか性格に合っていないような気がするし、どこが面白いのかイマイチわからない。でも、やってみないと始まらないし、ブログの宣伝にはなるかもしれない、ぐらいのつもりでいます。たぶん最初のうちは、ブログになにかアップしたとき Twitter に飛ばすぐらいのことしかやらないと思いますが、そのうち慣れてきたら、なんかつぶやくようになるかもしれません。

それから、アカウントを変えました。ほとんどいないと思いますが、前のアカウントでフォローしていただいている方は、変更お願いします(ページ上のツイッター・アイコンから)。


☆ ☆ ☆


新作DVD:なんだかごちゃ混ぜです。

ジョン・フォード『男の敵』


キャロル・リード『ミュンヘンへの夜行列車』


Criterion 版で見ている。ちょっとだけ期待したのだが、やはりキャロル・リードだ。たいした作品ではなかった。最後のケーブルカーを使ったアクションが、唯一興味をひくところか(ケーブルカーを最初に使った映画って何だろう?)。脚本が『青の恐怖』のシドニー・ギリアットなので、『バルカン超特急』と比較されることのよくある作品だが、ナチによって幽閉されている科学者を救い出すためにおこなわれる潜入作戦を描いたこの映画は、わたしには『外套と短剣』の物語と重なる部分が多いように思えた。イエスジュネス企画

アンソニー・マン『Devil's Doorway』(『流血の谷』50)


見たつもりになっていたが、いくら思い出そうとしても思い出せない。アンソニー・マンの映画を忘れるわけはないから、実は見ていなかったのだと結論した。買うしかないな。


ライオネル・ロゴージン『Coffret 3 DVD Lionel Rogosin : Africa ; Bowery ; Wonderful Times』


アッバス・キアロスタミ『Copie conforme』


前作の『Shirin』は、スクリーンに反応する観客の女たちの顔だけをひたすら撮り続けるというすごいことをやっていて、最近のキアロスタミはちょっと晩年のベケットみたいになってきてて怖いぐらいなんだけど、これはどうなんだろ。主演は、『Shirin』でも女たちの一人を演じていたジュリエット・ビノシュ