明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

FlexScan S1910-RGY

EIZO(ナナオ)FlexScan S1910-RGY/S1910-RBK19インチ液晶モニター


長年使ってきたパソコンのモニター Apple Studio Display がついに壊れてしまったので、新しいモニターを買った。

ネットで口コミ情報を集めまくり、パソコン・ショップで実物を見、カタログをどっさりもらって来て内容を吟味し、迷いに迷ったあげくナナオの 19インチ液晶モニターFlexScan S1910-RGY というモニターに決めた。

一時は Sony液晶モニターに決めかけたのだが、店頭で実物を見たらだいぶ感じが違った。インターネットやカタログで写真を見ていると全部かっこうよく見えるのだが、実物を見るとがっかりすることが多いものだ。いままでずっと CRT モニターを使ってきたせいか、店頭にずらりと並んでいる液晶モニターはどれもピンとこず、いわゆる一目惚れした製品はひとつもなかった。

本当は Apple 純正の Apple Cinema Display がほしかったのだが、わたしがいま使っている PowerMac G4 (AGP) にはどうも対応していないらしい。第一、9万円台というのは高すぎる値段だ。高くても4万円台のもの、と決めていた。しかし、性能とデザインでどうしてもゆずれないというラインがあり、結局、液晶モニターとしては少し高めのナナオの製品を選ぶことになった。G4 とのコンビネーションを考え、とにかくシンプルなデザインのものにこだわった。それで、スピーカー付きのものはほとんど候補からもれた。G4 にはスピーカーがひとつしか付いていないので、本当はモニターでステレオ・サウンドを楽しめるものがほしかったのだが、スピーカー付きの液晶モニターのデザインはどれもどうもぱっとしなかった。

これはナナオの液晶モニターも例外ではなく、むしろナナオのスピーカー付き液晶モニターはいちばんださいデザインだと言ってもいい。Mac Mini 用のモニターを製造していることでも知られる HYUNDAI の液晶モニターのデザインもシンプルでなかなかよく、スピーカー付きのものも、スピーカーが背面の目立たないところについているものがあり、ちょっと心惹かれたのだが、HYUNDAI のモニターはどれも値段が安いだけに性能もそこそこのものばかりで、これも結局落選した。

FlexScan S1910-RGY を最後に選んだのは、デザインがシンプルで、ロゴも目立たず(たとえば BenQ のモニターは、ロゴがうっとうしいのでパスした)、スペック的にも申し分がなかったこともあるが、なによりもナナオという会社の液晶モニターに定評があったことが決め手となった。ネットで調べていても、悪い評判があまりに聞こえてこなかった。他の会社の液晶モニターの場合、メーカー保証は長くてせいぜい3年のところ、ナナオは5年間保証が最初から付いているところも大きかった。

さて、商品が届き、実際に使い始めて半月ほどになる。PowerMac G4 とは、アナログ・デジタルともに問題なくつなぐことができた。危惧していたドット欠けもないようだし、今のところ満足している。

使ってみての細かい感想はまたいずれ。