明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

ダグラス・サークの季節到来?


ダグラス・サークの『Scandal in Paris』『Accord final』ほか数作品が東京横浜などで上映される模様。ちなみに、『Scandal in Paris』はDVD上映。これはたぶんわたしがもっている北米版のDVDだと思う。2000円も出せば手に入るものだが、今回の上映では入場料に1200円も取るらしい(青山真治をゲストに呼んでのレクチャー付きだから、妥当な値段か)。

まあどうでもいい。それより『Accord final』は関西では上映されないのだろうか。東京フィルメックスでの上映だから、今回だけの特別上映ということか。こういうときだけは、さすがに東京に住んでいるヤツがうらやましい。東京国際映画祭で上映される映画はあまり見たいとも思わないが、東京フィルメックスの上映作品には見たいものがいろいろある。国際映画祭の名にふさわしいのはむしろこっちのほうではないかという気がしてくる。

『サーク・オン・サーク』も出版されるそうだが、詳細はわからない。これもわたしは大昔に英語で読んでいる。自分で翻訳しようかと思ったこともあるが、売れそうにないのでやめた本だ。

サーク情報はここで。