明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

『不死身の保安官』『Talking Silents 1「瀧の白糸」「東京行進曲」』ほか

ラオール・ウォルシュ『不死身の保安官』


ウォルシュは大好きな監督で、自伝も読んでるけど、この作品は見ていない。パロディ・ウェスタンということらしいが、お得意のジャンルといえるのかどうか。


『青山真治 TRILOGY BOX [初回限定生産]』

『日活名作ロマンシリーズDVD-BOX 女優選集 Vol.1』


『ラブレター』、『ピンクのカーテン』、『女猫』、『ザッツ・ロマンポルノ 女神たちの微笑み』を収録。このほかにもロマン・ポルノシリーズの BOX が多数出る模様。


『恋山彦』


マキノ雅弘による59年度版の模様。

『要塞警察 デラックス版』


もちろんジョン・カーペンター版です。待望のスクイーズ・ニューマスターで発売!


『続 地獄の天使』


デニス・ホッパー主演の「セックス、ドラッグ、ロックンロール、レイプ、バイオレンス満載の大問題作!」だそうです。


『嵐の青春』


50年代風の邦題がついていますが、原題は Psych-Out。『爆走・ヘルズ・エンジェル』のリチャード・ラッシュがドラッグ・カルチャーを描いた青春映画です。ヒッピーたちのたむろする建物に移り住むことになった素朴な娘を通して、若者たちの生態がサイケデリックに描かれる。『白昼の幻想』の姉妹的な作品といっていいが、ヒロインを耳が聞こえない設定にしているところが新しい。今年亡くなったラズロ・コヴァックスが撮影を担当。


ロジャー・コーマン『聖バレンタインの虐殺/マシンガン・シティ』


アル・カポネを描いたロジャー・コーマンの代表作の一本。


『Talking Silents 1「瀧の白糸」「東京行進曲」』



『Talking Silents 2「折鶴お千」「唐人お吉」』


『Talking Silents3「雄呂血」「逆流」』
『Talking Silents4「鯉名の銀平 雪の渡り鳥」「小雀峠」』


こういうシリーズが出始めたようです。この感じで行くなら、けっこう期待できるラインナップになるかもしれないですね。