明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

新作DVD〜『レ・ヴァンピール-吸血ギャング団-』『ルイス・ブニュエル DVD-BOX 6』

アイヴァン・パッサー『生き残るヤツ』


ミロス・フォアマンの脚本家などをへて監督になり、フォアマンと同じく、国を出てアメリカに渡ったチェコの映画監督、アイヴァン・パッサーの作品。

これ、前から見たかった映画なんですけどね。なんか安っぽいパッケージで出ちゃいましたね。


サイ・エンドフィールド『ズール戦争』


前にどこかで紹介した作品だけれど、新しく出るみたいなので。

植民地戦争を描いたなかなかの佳作です。サイ・エンドフィールド、もう少し評価されていい監督だと思うんだけど・・・


『ルイス・ブニュエル DVD-BOX 6』


いつのまにか、Vol.6 まで出ていた。


G・W・グリフィス『國民の創生 グリフィス短編集 クリティカル・エディション』


「グリフィス短編集」になにがはいっているかは不明。収録時間187分とあるのが『國民の創生』の上映時間もふくめたものだとすると、『國民の創生』はだいぶカットされたヴァージョンになっている可能性大。要確認。


ルイ・フイヤード『レ・ヴァンピール-吸血ギャング団- BOX クリティカル・エディション』


わたしが大好きなルイ・フイヤードLes vampires がついに日本に登場! ジョルジュ・フランジュオリヴィエ・アサイヤスらがオマージュを捧げているこのフランスの国民的映画作家は、日本ではいまだ正当な評価を得ていない。Judex、その他の短編も、これにつづけて発売されることを切に願う。


『LES VAMPIRES [Soundtrack]』
~ CHATEAU FLIGHT (アーティスト)


よくわからないけれど、こんな CD もでていました。「レ・ヴァンピール」のスチルを使ったジャケットに、"ORIGINAL SOUNDTRACK" と書かれている。詳細は不明。


ついでにこれも。

蓮實重彦『映画論講義』