明るい部屋:映画についての覚書

日々の映画鑑賞と研究の記録、最新DVD情報などなど。ときどき書評めいたことも。


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神戸映画資料館「連続講座 20世紀傑作映画再(発)見」第15回
国辱映画『チート』とサイレント時代の知られざるデミル
詳細はここで。

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評価の目安:

★★★★(大傑作、あるいは古典)
★★★(傑作、あるいは必見)
★★(見たほうがいい)
★(興味深い)

(基本的に、興味のない映画はここでは取り上げません。なので、ここで話題にしている時点で、それなりに見る価値はある作品であるといえます。)

『The Sam Fuller Film Collection 』ほか


米版の新作 DVD。気づいたものだけ。

『Columbia Pictures Film Noir Classics, Vol. 1 』
(The Big Heat / 5 Against the House / The Lineup / Murder by Contract / The Sniper)


ドン・シーゲルの『殺人捜査線』、アーヴィング・ラーナーの『契約殺人』など、なかなか通好みのラインナップ。


『The Film Noir Collection: Volume 2 』
(Pushover / Nightfall / The Brothers Rico / City of Fear / In a Lonely Place)


こちらも、ジャック・ターナーの『Nightfall』など、いいものが揃ってます。

ドン・シーゲル『The Verdict 』


初期のシーゲル作品。無実の容疑者を死刑にしてしまって職を辞した元警視監シドニー・グリーンストリートが、直後に起きた殺人事件を独自に調査していく。ピーター・ローレをはじめ、怪しげな登場人物が何人も登場し、ミスリーディングを誘う。その後のシーゲル作品を知るものには、意外なほど本格ミステリーしている作品。


サミュエル・フラー『The Sam Fuller Film Collection 』


ダグラス・サークの『Shockproof』など、脚本作品も多数含まれているところに注目。できれば『パーク・ロウ』を入れてほしかった。


ウィリアム・カッスル『The William Castle Film Collection』
(13 Frightened Girls / 13 Ghosts / Homicidal / Strait-Jacket / The Old Dark House / Mr. Sardonicus / The Tingler / Zotz!)